llms.txtとは?書き方と置き場所

llms.txtは、サイトの概要と読んでほしいページの一覧をまとめた、AI向けの案内ファイルです。

llms.txtとは

llms.txtとは、サイトの概要と、AIに読んでほしい主なページへのリンクを、Markdown形式で書いたテキストファイルです。

2024年9月にJeremy Howard氏がllmstxt.orgで提案した形式で、主にAIが質問に答えるとき(学習ではなく、回答をつくる場面)に参照されることを想定しています。

ファイル役割
robots.txtクローラーに「どこを読んでよいか・いけないか」を伝える
sitemap.xml検索エンジンに「サイトにあるURLの一覧」を伝える
llms.txtAIに「このサイトは何で、まず読むべきページはどれか」を伝える

書き方

提案されている形式では、次の順番で書きます。必須なのは最初のH1だけです。

  1. 「# サイト名」のH1を1行(必須)
  2. 「>」で始まる、1〜2文の要約
  3. 必要なら、見出しを使わない補足の文章
  4. 「## 見出し」の下に、「- ページ名: 説明」の形でリンクを並べる
  5. 読み飛ばしてよいページは「## Optional」の下にまとめる
# 〇〇ベーカリー

> 大阪市北区のパン屋です。営業時間、アクセス、季節の商品をまとめています。

## 店舗案内
- [営業時間とアクセス](https://example.com/access): 曜日ごとの営業時間と最寄り駅
- [よくある質問](https://example.com/faq): 予約・取り置き・支払い方法

## Optional
- [店主のブログ](https://example.com/blog)

リンクの説明は「何が書いてあるページか」を1行で。宣伝文句より、事実を短く書くほうが役に立ちます。

置き場所とrobots.txt

サイトのルートに置き、https://example.com/llms.txt で開ける状態にします(提案では、特定の階層の下に置くこともできます)。文字コードはUTF-8のプレーンテキストにします。

llms.txtは「読んでほしいページの案内」であって、読む許可を与えるものではありません。robots.txtでAIのクローラーをブロックしている場合、llms.txtを置いてもその設定は変わりません。

llms-full.txtとの違い

llms.txtがサイトの「目次」だとすると、llms-full.txtは主要ページの本文を1つにまとめた「本文集」です。

llms-full.txtはllmstxt.orgの提案本文では定義されていない、慣習的に使われている名前です。ドキュメントの多いサイトで、AIツールに本文をまとめて渡す目的で使われています。まずはllms.txtから始め、必要になったら検討すれば十分です。

実例:このサイトのllms.txt

このサイトでも/llms.txtを公開しています。中身は次のとおりです(ページの追加に合わせて同じ仕組みで更新されます)。

# SEOBuilder

> SEOBuilderは、株式会社フリーボーン(Freeborn Inc.、大阪府吹田市)が運営するSEOツールです。初心者向けのSEO・AI検索対策のガイドと、1ページの基本項目を確認できる無料URLチェックを公開しています。

## ガイド
- [SEO対策のやり方:初心者が自分で始める手順](https://seobuilder.ai-sns.io/seo-guide): SEO対策は、お客様の質問にいちばん分かりやすく答えるページを作り、それをGoogleに正しく伝える作業です。
- [AI検索対策(LLMO・AEO・GEO)のやり方](https://seobuilder.ai-sns.io/ai-search-optimization): AI検索に引用されやすいのは、質問にすぐ、正確に答えているページです。特別な裏技より、基本を丁寧に整えることから始めましょう。
- [llms.txtとは?書き方と置き場所](https://seobuilder.ai-sns.io/llms-txt): llms.txtは、サイトの概要と読んでほしいページの一覧をまとめた、AI向けの案内ファイルです。
- [構造化データ(JSON-LD)の書き方](https://seobuilder.ai-sns.io/structured-data): 構造化データは、ページの内容を検索エンジンが読み取りやすい決まった形で書き添えるデータです。

## ツール
- [無料URLチェック](https://seobuilder.ai-sns.io/check): URLを入れると、タイトル・見出し・構造化データ・llms.txtなどの基本項目をその場で確認できます。結果は保存されません。

## 運営会社
- [運営会社・アクセス](https://seobuilder.ai-sns.io/company): 株式会社フリーボーン(Freeborn Inc.)、〒564-0051 大阪府吹田市豊津町11-39 江坂クリスタルビル3F、contact@ai-sns.io

効果について分かっていること・いないこと

Googleは、AI OverviewsやAI Modeに表示されるために「AI向けの新しいファイルを作る必要はない」と説明しています。llms.txtを置けば検索順位やAIでの表示が上がる、という公式の根拠はありません。

一方で、作るのは短いテキストファイル1つで、費用もかかりません。llms.txtを読むAIツールに、サイトの要点と正しいページを伝える補助として置いておく、という位置づけが現実的です。

SEOBuilderで今できること

SEOBuilderの無料URLチェックでは、URLを入れるだけで、そのサイトにllms.txtがあるか、形式(先頭のH1など)が正しいかを確認できます。構造化データの有無も同時に分かります。

よくある質問

llms.txtとは何ですか?

llms.txtは、サイトの概要と、AIに読んでほしい主なページの一覧をMarkdownで書いたテキストファイルです。サイトのルートに/llms.txtとして置きます。2024年9月にJeremy Howard氏が提案した形式です。

llms.txtを置くと検索順位は上がりますか?

上がるとは言えません。GoogleはAI OverviewsやAI Modeに表示されるために、AI向けの新しいファイルは不要と説明しています。llms.txtは、読み込むAIツールにサイトの要点を伝えやすくする補助と考えてください。

llms.txtはどこに置きますか?

サイトのルートに置き、https://example.com/llms.txt で開ける状態にします。文字コードはUTF-8のプレーンテキストです。置いた後はブラウザでURLを開き、内容がそのまま表示されるか確かめましょう。

llms.txtに最低限書くことは何ですか?

必須なのは先頭の「# サイト名」の1行だけです。実際には、その下に「>」で始まる1〜2文の要約と、「## 見出し」の下に主要ページへのリンクを並べると、読み手のAIにとって分かりやすいファイルになります。

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最終更新日:2026年11月2日

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